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Channel: スポーツナビ+ タグ:戦極
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戦極第十陣 泉浩デビュー戦、真騎士の可能性

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戦極第十陣の中で、気になった試合の感想を書いてみます。○真騎士×山田哲也戦極育成選手ではあっても、パンクラスライトヘビー級王者の真騎士。タイトルを奪い取ったのが、井上克也だから評価は急上昇なのも当然だ。井上は、元戦極ライト級王者である北岡悟に2勝1分、現王者の廣田瑞人とドローの文句なしの実力者。その井上相手にパウンドでTKO勝ちだから、現時点でライト級のトップクラスにいると考えられるのが真騎士です。少なくとも打撃に関してだけなら、世界レベルでしょう。今回はZSTで期待の若手、19歳の山田哲也との対戦。寝技が得意の山田と対戦する事で、真騎士の寝技耐性が計れる一戦になった。結果としては大方の予想通り、最後はパウンドで真騎士が勝利。山田の寝技に対する対応を見る限り、かなり練習をしているのも見えるし、どんなタイプと戦ってもやれそうだ。何より瞬発力と、思い切りの良い打撃は脅威。格上の相手でも食ってしまう勢いがある。そもそもPRIDEのリングに上がることになっていたくらい期待されいた選手。今後も日本、そして世界に飛び出して戦う事を期待したい。○アンズ“ノトリアス”ナンセン×泉浩アテネ五輪銀メダル、世界選手権金メダルなど柔道の世界で華々しい実績を持つ泉。石井慧のMMA転向と時期が被り注目度は高くないが、期待されてのデビューとなる。対するナンセンはキックボクシングをベースに持つ打撃系選手。そのナンセン相手に打撃で挑む泉。正直、組み付いてグランドに移行すればアッサリと極めたかもしれない。それなのに最後まで果敢に打ち合っての壮絶なKO負けだった。デビュー戦で、不得手と思われる打撃戦を挑み、予想以上の打撃センスを感じさせただけでも、十分なインパクト。ただ、MMA選手としては締まりのなさすぎる身体は気になった。173センチの身長を考えれば、ヘビーやライトヘビーが不利なのは当然だが、もしかするとミドル級まで落としても良いかもしれない。緩んだ体の割にはスピードもあったし、絞れたらもっと瞬発力も生かせる。ミドルでも身長は高い方にはならないが、ライトヘビーより現実的に世界を目指せるのではないか。今後の戦極の対応に注目したい。↓ ↓ ↓戦極第十陣動画集

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